米国の強襲揚陸艦が韓国で行われる訓練に参加

釜山, 韓国 ー アメリカの3,300人の水兵・海兵隊員および3隻の艦艇からなる海軍の『ブーゲンヴィル』両用即応群は、同盟国との海軍演習のため、24日(金曜日)に韓国最大の港に到着した。

強襲揚陸艦『USS ブーゲンヴィル(Bougainville, LHD-8)』とそれに付随するドック型輸送揚陸艦『USS ポートセントルーシー(Port St. Lucie, LPD-23)』と『USS サウザンドオークス(Thousand Oaks, LPD-26)』は、韓国全土で月曜日に始まった演習Ssangyongのために南東部の港湾都市釜山の海軍基地に停泊した。

韓国軍によると、両国の水兵・海兵隊員約12,000人、軍艦30隻、航空機70機、水陸両用攻撃車50台がこの合同軍事演習に参加する予定である。

『ブーゲンヴィル』の司令官であるアントニオ・チャベス(Antonio Chavez)大佐は艦内で記者会見し、この演習は「両国の信頼を築き続けるもの」であり、「朝鮮半島の平和と安全のための要」であると述べた。

チャベス大佐はまた、米国と韓国は必要に応じて危機に対応するための「筋肉の記憶」を作ることが目的であると述べ、「その脅威がどこからやってくるかは問題ではない。我々は、海上および航空優勢を維持し、北東アジアまたはインド太平洋地域全体を防衛するための戦力を確保することができる」と強調した。

『ブーゲンヴィル』は、数十台の装甲車に加え、『F-35』戦闘機10機を搭載している。アメリカ軍によると、この艦のウェルデッキは浸水して海に直接アクセスできるため、上陸用舟艇やその他の水陸両用車の発進・回収が可能だという。

『ブーゲンヴィル』の広報担当、ジャレッド・ディクソン(Jared Dickson)中尉は、「私たちの最大の特徴は、すべての海兵隊員がいることです」と語った。「必要であれば、ここにいる人たちを現地に派遣し、地域を占領することができます」

同盟国は3月23日から4月1日まで、『フリーダム・シールド』と呼ばれる11日間の春季定例演習を実施している。

平壌は、韓国と米国の軍隊が行う合同演習を、北への侵略の準備であると言って、長い間反発してきた。一方で両国は、演習は純粋に防衛的なものだと主張している。