ジョージアの警官が黒人男性の発砲後に殺人罪で起訴

 ジョージア州の警官が交通停止中に黒人男性を射殺した後、逮捕され、重罪の殺人罪で起訴された。

 ジョージア州捜査局(Georgia Bureau of Investigation, GBI)がニュースリリースで発表したところによると、キングスレイ・フランクス(Kingsley Franks)は、8月7日に発生したスクリーヴン郡での警官による射殺事件に関連して、15日(金曜日)に逮捕された。

 GBIによると、フランクスはティーガン・マクドナルド(Teagan Macdonald)を交通違反で止めようとした。彼が停止を拒否したとき、トンプソンは「精密介入技術(precision Intervention technique)」を行使する前に簡単な追跡を行い、車を溝の中で停止させた。

 そして、フランクスは発砲してマクドナルドの顔を撃ち、彼はその場で死亡した。リリースによると、検死はGBIの犯罪ラボで行われている。

 GBIのリリースによると、フランクスはスクリーヴン郡の刑務所に収容されている。彼は重罪の殺人と加重暴行で起訴され、ジョージア州公安局(Department of Public Safety)から解雇されていた。

 ジョージア州の全米黒人地位向上協会(National Association for the Advancement of Colored People, NAACP)支部は、「定期的かつ一貫して私たちのコミュニティを危険にさらしている警察の暴力の終わりのない行為に関して」ジョージア州に非常事態を宣言した。14日(木曜日)にNAACPはフランクスを刑事告発し、司法省(Department of Public Justice)による公民権調査を要求している。

 マクドナルドは金曜日の夜、シルバニア市役所前で行われたキャンドルナイト・ヴィギルで追悼された。

 「私の夫は誰かの父親であり、誰かの息子であり、誰かの甥であり、誰かの兄弟であり、彼は殺人者の手によって逝ってしまった」とマクドナルドの妻であるシエラ・マクドナルド(Sierra Macdonald)は語った。