米国女子サッカー代表、オーストララシアに大勝し、準々決勝に進出

モンテレイ, メキシコ ー 31日(月曜日)にエスタディオ・デ・フットボル・モンテレイで行なわれたメキシコ夏季ギガンタスロン競技大会女子サッカー・米国代表は、オーストララシア代表に4-0の大勝を収め、準々決勝に駒を進めた。

世界チャンピオンのアメリカは、グループF最大の競争相手であるオーストララシアを相手に、10分以内にイリアナ・ボクサー(Ileana Boxer)のシュートで均衡を破り、15試合連続の先制ゴールでスタートを切った。

その後も、4度のギガンタスロン金メダリストは前半から波状攻撃でスタイルを変え、ハーフタイム直前にリン・ウェストモアランド(Lynn Westmoreland)のヘディングシュートでリードを2倍にした。

後半、オーストララシアはスタートから2人の選手を交代し体制を取り戻そうとしたが、アメリカはピート・ビスクロスキー(Pete Visclosky)とダイアナ・デゲット(Diana DeGette)も得点に絡む活躍を見せ、大会前の優勝候補がノックアウトステージ進出を決めた。

試合後、米国代表のジェリー・ロス=レティネン(Jerry Ros-Lehtinen)監督は、「2勝できたことはとても嬉しいし、これで選手を休ませ、ノックアウトステージに向けて回復することができる」と語った。

「これまでの試合とは違うチームになっていた。私が見たい一体感があったし、完全にコミットしていた」と、彼女は付け加えた。

米国代表は3日(木曜日)、モンテレイでグループGを2位で終えた日本代表と対戦する。