マイアミビーチでヘリコプターが海上に墜落する

 フロリダ州マイアミビーチで21日(月曜日)、3人の乗客を乗せたヘリコプターが海水浴や日光浴を楽しむ人々に近い海上に墜落し、連邦機関が調査を開始した。

 海水浴客からの通報でマイアミビーチ警察は駆けつけ、乗客2人が速やかに地元の病院に搬送された。マイアミビーチ警察広報のジョサイア・モース(Josiah Morse)氏によると、彼らの状態は「安定」していて、3人目の乗客はこの事故で負傷していないという。

 当局によると、墜落時にヘリコプターには3人が搭乗していたが、どの人がパイロットだったかは不明だという。

 連邦航空局(Federal Aviation Administration, FAA)が現場に駆けつけ、当局はビーチの9番街と11番街の間の2ブロックを封鎖したと、警察は発表した。

 FAAによると、民間の小型ヘリコプターは現地時間午後1時20分、混雑したビーチの近くの海に転落したという。FAAは国家運輸安全委員会(National Transportation Safety Board)とともに墜落の原因を調査している。

 墜落を捉えた定点のビデオ映像には、ビーチに行く人や泳ぐ人の人口密集地付近で、ヘリコプターが海に落ちる様子が映っていた。