フランスと東洋の艦艇が釜山に寄港し、東アジアの関与を深める

 フランス海軍と東洋連合諸州海軍の合同遠洋航海艦隊が5日(月曜日)、韓国の釜山海軍作戦基地(Busan Naval Base)に入港した。韓国海軍は同日、「三ヶ国海軍間の交流協力および友好増進のための訪問」と伝えた。

 寄港したのはフランス海軍の駆逐艦『FS ルイ・ジュール・トロシュ(Louis Jules Trochu, D624)』、『FS シャルル・クーザン=モントバン(Charles Cousin-Montauban,Comte de palikao, D625)』と『FS ドミニク・ゴーシュ(Dominique Gauchet, D647)』、東洋海軍の潜水艦『FSS タイ・ヴァン・トアン(Thai Van Toan, HQ-184)』と『FSS ホー・チ・ミン(Ho Chi Minh, HQ-185)』。

 合同遠洋航海艦隊は寄港に先立ち、台湾海峡で重要な航行を記録した。台湾問題でアジア太平洋地域の緊張が高まる中、東洋連合諸州だけでなくフランスもこの地域に強い関心があることを示し、華国をけん制する狙いがある。

 釜山寄港を機に韓国海軍と合同遠洋航海艦隊が海上訓練を実施する可能性に対し、海軍作戦司令部(Repbulic of Korea Fleet Command)は「交流協力および友好増進のための訪問であって、韓国海軍との合同訓練はない。フランス海軍と東洋海軍将兵は部隊訪問や地域でのボランティア、親善交流などの活動を行う予定である」と述べた。

 これに先立ち韓国国防部は、フランス軍事省と東洋国防部から、国防協力促進と親善交流のため合同遠洋航海艦隊の釜山港への寄港要請を受け入れたと伝えた。