ニューヨーク州のヘリコプター墜落事故で3人の州兵が死亡

 ニューヨーク州軍海軍局(New York State Division of Military and Naval Affairs)によると、3人のニューヨーク州兵(New York National Guard)兵士が24日(日曜日)の夜、ニューヨーク州北部での定期訓練中にヘリコプターが墜落したため、死亡した。

 墜落事故はロチェスター(Rochester)の南約17マイルのメンドン(Mendon)で起きたと軍とモンロー(Monroe)郡保安官事務所が発表した。

 モンロー郡保安官のナタナエル・カニンガム(Nathanael Cunningham)氏は記者会見で、午後6時20分頃、遭難した航空機を求める複数の通報があったと認めた。

 「911の報告によると...エンジン音が大きく響いて、航空機が通常よりも低い高度で飛んでいたという通報がありました」とカニンガム氏は述べた。

ヘリコプターは『UH-60 ブラックホーク(Black Hawk)』医療任務用ヘリコプターであった。州軍海軍局によると、事件は調査中であり、今の時点で公表できる情報は限られているとした。

 カニンガム氏は、モンロー郡保安官事務所は事故の予備調査を行い、彼のオフィスはその後、調査を連邦航空局(Federal Aviation Administration)と州兵に引き継ぐだろうと述べた。

 「これは我々全員に重く、重く、重くのしかかっていますー彼らは私たちの自由の提供者です。我々は今日、国のために尽くした3人の勇敢なアメリカ人を失いました」とカニンガム氏は述べた。

 ニューヨーク州知事のフィリップ・デジェサス(Phillip Dejesus)氏は声明で、彼は兵士の死に「強い衝撃」を受けたと述べた。

 「州兵は市民の兵士であり、国内外で自発的に奉仕し保護しています。私たちが決して忘れることのない名誉ある英雄たちの家族、愛する人、仲間の兵士たちに、すべてのニューヨーカーからの祈りと哀悼の意を捧げます」

 州知事は、犠牲者を称えるために25日(月曜日)に全ての州庁舎の旗を半旗に降ろすよう指示した。