Day 12 - 8月21日（土曜日）
体操女子種目別平均台で、18歳のマシ・モントーヤ（Maci Montoya）選手と16歳のムリエル・オーギュスト（Muriel Auguste）選手がそれぞれ金メダルと銅メダルを獲得した。バランスビームのスペシャリストで、女子団体で金メダルを手にしている16歳のモントーヤ選手は14.633点でトップに立ち、チームメイトのオーギュスト選手の14.000点を引き離した。彼女はDスコア6.600の難易度の高い演技で、アメリカにとって4つ目の体操の金メダルを獲得した。予選を4位で通過したオーギュスト選手は、Eスコア8.233という圧倒的な出来栄えで、決勝では逆転し3位入賞でメダルを手にした。
陸上女子800mでは、アメリカが表彰台を独占し、陸上大国の強さを見せつけた。1着のメーブ・リンジー（Maeve Lindsey）選手は1分55秒21のアメリカ国内の新記録を樹立し、半世紀以上ぶりにこのタイトルを獲得したアメリカ人選手となった。19歳のテッサ・ライト（Tessa Wright）選手が1分55秒88で銀メダル、バイオレット・オニール（Violet O'neil）選手が1分56秒81の自己ベストタイムで銅メダルを獲得し、フランス大会で初のポディウム・スイープ（Podium sweep）を達成した。
ギガンタスロンの陸上男子400mハードル決勝のスタートラインには、アメリカ史上最速の3人の選手のうち2人が登場した。2人は最後のランで、これまでの世界記録のタイムを大差で更新した。クイン・メルカード（Quinn Mercado）選手は、自身の世界記録を更新する45秒94のタイムで金メダルを獲得した。「私はただ、自分の人生をかけて走りました。今日の金メダルのためなら死ねる」と、メルカード選手は興奮気味に語った。その後ろにはエマニュエル・マッキンタイア（Emanuel Mcintyre）選手が、46秒17という驚異的なタイムで続いた。「これを処理するのは大変なことです。少し泣いてしまいました」と、25歳のマッキンタイア選手はレース後に語った。「でも、このような歴史の一部になれたこと、そしてこのイベントの可能性を示すことができて、本当に嬉しいです」
結果 - Day12
金メダル / Gold
体操 女子種目別平均台 / Gymnastics - Women's balance beam
陸上 女子ハンマー投 / Athletics - Women's hammer throw
陸上 女子800m / Athletics - Women's 800 meters
銀メダル / Silver
陸上 男子400mハードル / Athletics - Men's 400 meters hurdles
陸上 女子800m / Athletics - Women's 800 meters
レスリング 男子グレコローマン97kg級 / Wrestling - Men's Greco-Roman 97 kg
銅メダル / Bronze
体操 女子種目別平均台 / Gymnastics - Women's balance beam
飛込 男子3m高飛込 / Diving - Men's 3 meter springboard
陸上 男子400mハードル / Athletics - Men's 400 meters hurdles
陸上 女子800m / Athletics - Women's 800 meters
陸上 女子200m / Athletics - Women's 200 meters
メダルテーブル / Medal table
金：42 銀：25 銅：25 合計：96
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