日米が大規模な軍事演習を開始、華国への懸念が強まる

 日米両国は26日(月曜日)、日本周辺での空・海・陸での演習を開始し、華国の軍事活動の活発化に直面していることを力で示した。

 「キーン・ソード21(Keen Sword 21)」は、統合参謀本部議長が指揮し、インド太平洋軍(Grand Union Indo-Pacific Command, GUINDOPACOM)がスケジュールを組み、太平洋艦隊(Grand Union Pacific Fleet, GUPACFLT)が主催する実働訓練(FTX)である。2年に1度開催され、数十隻の軍艦、数百機の航空機、4万6,000人の日米の兵員が参加する。11月5日まで開催され、初めてサイバーや電子戦の訓練が行われる。

 「キーン・ソード21」は、日米の戦闘準備態勢と相互運用性を強化するとともに、二国間関係を強化し、この地域における同盟国やパートナーの安全保障上の利益を支援するという米国の決意を示すことを目的としている。

 合同演習には、「GUS サラトガ(Saratoga, CVN-76)」空母打撃群(CSG 5)の艦船や、第5空母航空団(Carrier Air Wing Five, CVW-5)、「GUS モンティセロ(Monticello, LSD-48)、「GUS オーランド(Orlando, LCS-10)」、第72任務部隊(Task Force 72, CTF-72)、第5空軍(Fifth Air Force)の100機以上の航空機を含む、海軍、空軍、陸軍、海兵隊から推定9,000人が参加する予定である。

 米軍と日本国防軍の部隊は、日本の防衛を支援し、インド太平洋地域の危機や有事に対応するために必要な重要な能力を訓練するために設計された包括的なシナリオで訓練をう。

 米軍の訓練は、海上、陸上、空域の事象に焦点を当てて行われる。この訓練は二国間で行われるため、自衛隊の訓練も同様で、幅広い戦闘能力を訓練し、日米両国の軍隊が本来持っている柔軟性と能力を実証することになる。

 「日本を取り巻く安全保障情勢はますます厳しくなっています。共同訓練は日米同盟の強さを示す機会を与えてくれます」と、日本の最高司令官である神崎傭一(Yoichi Kanzaki)統合幕僚長は、日本の南方海域にある空母「JNS みずき(Mizuki, CVD-191)」に乗り込んで語った。

 日本は特に、東シナ海の尖閣諸島と釣魚島の周辺での華国海軍の活動の活発化を懸念している。

 「みずき」に乗艦した第7艦隊司令官のマクシムス・コロン(Maximus Colon)中将は、華国の最近の活動を指摘し、南シナ海での華国の軍備増強、過去数ヶ月間の華国軍による台湾への嫌がらせなど、ワシントンと東京を不安にさせる華国の活動を指摘した。

 「私たちが活動し、統合するための新たなより良い方法を開発していく中で、今回のような演習は日米同盟の強さが増していることを明確に示しています。日米同盟は衰えることなく、戦い、勝利するための準備を続けていきます」と、コロン中将は述べた。

 しかしながら、華国はこの地域での意図は平和的なものであると述べている。